断水後にトイレの水が流れなくなったときに人類はどうするべきか

トイレ、流れてますか?私は流れませんでした。ウケますね。
はい。

トイレの水が流れなくなったら人類はどのように立ち向かうか、その戦いの記録です。

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状況

賃貸物件の設備老朽化に伴い、水道管の交換工事が発生。その際、断水して水使えず。
断水が終わり水が流れるようになる。トイレ以外。なぜ。
しかも気がついたの20時過ぎ。

原因

工事の際発生したサビなどがトイレのストレーナー(フィルタ)に詰まって、新規に水がタンクに供給されなくなった。許さん。

対応

まず私が最高だったのは、用を足す前に、断水からの復旧点検としてトイレ含め、各水道から水を流したことです。トイレは一番最後にしました。
なぜなら最初の水はサビや汚れが多く排出されることを知っていたからです。知っていたのです。
その上でトイレの水を最後に流しました。流れませんでした。なぜ。

選択肢は2つです。自分でなんとかするか、業者に頼むか。
さて、今回の工事は賃借人である私に一切の罪はありません。なぜなら大家都合、というか共用設備の老朽化だからです。
というわけで選択は後者です。その前に一応以下の手続きを踏みました。

  1. 大家への状況説明
  2. 大家側費用負担への合意
  3. ネットで24時間対応の業者の検索
  4. 業者の予約
  5. 業者の到着待ち及び対応

だいたいこの1〜5のプロセスに2時間半程度を要しました。
1,2 は幸い10分程度、3にも10分程度、4は5分、それ以外の時間はすべて5という感じです。
人のお金なので、気楽なものです。被害被ってるので気楽じゃないんだわ。

今回上場企業のアクアラインに依頼しました。
実際どんな対応があるのか興味があったのと、20時過ぎに架電した時点で当日の対応を約束してくれたのがここだけだったからです。

到着まで

コールセンターに電話。その際、詳細を話す前に確認したほうがいいのが「当日内に対応可能かどうか」です。
24時間受付、という業者は多いですが、受け付けるだけで当日内の対応を約束してくれるわけではないのでご注意ください。私は泣きそうになりました。

当日内の対応の可否を確認した後、住所と状況をコールセンターのオペレーターさんに伝えます。
するとおおよその到着までの時間を教えてくれます。今回は20時過ぎの電話で「21:30〜22:30」の間という感じで伝えてくれました。

到着

いつ用を足してもいいようにタンクにバケツなどで水を足しつつ、余力を蓄えます。
業者の到着は22時くらいでした。
到着後、早々に作業が開始されます。この間、私は暇なので

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この記事を書いてリリースしたりしてました。かなしいね。微益です。

作業時間はおおよそ20分〜30分ほどでしょうか。汚れなどを見せてくれます。きたないっすね。
老朽化していたパッキンなども取り替えてくれます。これ多分自分の負担だったら「あ、それはいいっす」とか言ってたかもしらん。

決済

決済はネットプロテクションズのNP後払いが導入されていたのでそれを直接大家さんに押し付けることで終了しました。
キャッシュの拘束がなかったのは嬉しい誤算です。請求書払がなかったら利子つけて請求するところでした。

費用としては、「出張費用・作業費用・パッキン交換」で1万円ちょっと。たっか。え、たっか。
人のお金で本当によかった。

ちなみに、決済時に作業をしてくれたお兄さんから2パターンの可能性を提示されました。
一つは、上記に記載した通りの費用での請求。
もう一つは、「出張費だけでいいから、その代わり月額500円の保険?アプリに登録してくれ」
というものです。

後者については、どうやらアクアラインさんでアプリを提供しているようで、今回のような水のトラブルや、はたまた鍵のトラブルなど生活上の困りごとが発生した際にアプリ上で呼び出せる、というものらしいです。月額会員になると、サービスを通常の60%オフとかでうけられるよ、という保険にもなってないような微妙なラインのやつです。最短6ヶ月契約らしいので、そっちでやってたら「出張費3,000円+アプリ会費3,000円」の6,000円くらいになるよ、というものでした。

今回、人の金なのでそのニーズはなかったのですが、たしかに自費だと後者の方に流れる人は多そうだなーという印象です。
人のお金じゃなかったら私はどうしてたかな。値切っていた可能性があります。

サブスク型のストックビジネスへ切り替えていきたい意思をビンビンと感じてこういうアプローチもあるのかと感じた一方で、サブスクって常に価値を出し続けないといけないのでトラブル発生時のみに割引価格で利用+月額という形だとちょっと厳しいかなというのが正直な感想ではあります。
多分、何人登録させる、みたいなKPIを持たされるのだろうから、現場の作業員さん大変だろうなという邪推。

まとめ

トイレから水が出ないという不幸な自体に見舞われたあなたがやるべきことはひとつです。

大家さんに連絡して費用を出してもらう。

これだけです。私は対人スキルが最弱なので本来であれば大家さんに業者の手配をしてもらうべきだったのですが、大家さんが老体のために強く出れませんでした。
強く出れる大家さんには店子の正当な権利として強く出ていきましょう。
あとアクアラインの株価は見てないですが、投資判断としてノーということでひとつ。

では、全人類のトイレの水が滞りなく流れることを願います。よい流水を!