専門職の副業の時給相場を考える回

副業、してますか。私はしたりしなかったりしてますが、どちらかというとしています。

正社員として雇用されている状態で、個人事業主として仕事を得たときに結構悩むのが時給相場です。私自身がこの問題で悩んでおり、かつネット上にそこまで参考になる回答がなかったので私の例をここに記しておきます。

前提

何事においても前提の認識合わせは大事なので前提条件を示します。

  • 本業は専門職(事業企画・マーケティング
  • 正社員
  • 副業OK
  • 副業の受注先は知り合いから
  • 本業の知識を活用できる副業

ちなみに副業の見つけ方についてはこちらの記事で書いてます

サラリーマンの副業はどこで見つける?おすすめの見つけ方の話 - マーケターが株とガジェットを買うだけのブログ

見積もるために何をしたか

  • 副業案件にコミットする時間を見積もった
    • 8~10h/月で決着
  • 本業を時給換算したらどれくらいなのかを計算した
    • なんだかんだ客観的な市場価値はこれ
  • ついでにビズリーチなどの転職サービスでいくらくらいの金額でオファーが来ているか確認
    • 極端に(上下どちらにも)市場価値の乖離があるなら修正したい、今回はそんなになかった
  • 交通費やその他必要サービスへの課金の負担があるか確認した

結果いくらで提示しているか

5万円/月の定額で提示しています。
だいたい時給換算で5,000円くらい。副業の労働時間が長くても短くても5万円にしています。
とはいえ、短いとさすがにもっとパフォーマンスだせるよなあ、という気持ちに自分でなるので追加でオーダー+αの作業を適当に見繕って提供しています。
(例えば競合リサーチとか、海外の最新情報を提供するとか、マネタイズ考えるとか)
それで想定以上に儲けたら、私にも分配してね、というふうにしています。

価値を出し続けるために

時給5,000円をもらう価値を提供し続けるというのはなかなかのプレッシャーです。テキトーに流して仕事をしてもらえる額ではありません。
なのでクライアント(受注先)にこまめに状況を確認して、その時々で必要だろうと思われることを先回りして提供していく、また、自分の仕事の価値を説明し続けることが大切になります。
特に後者について説明できないような仕事にならないように(言われたからやりましたとならないように)、オーダーの真意を汲み取れるようなコミュニケーションをするように心がけています。これ何の話だっけ?

まとめ

話を戻しまして……。
副業の報酬を提示する際は、基本的には本業ベースないしは市場価値ベースで提示すると、明確に根拠を示すことができ双方納得感が得やすいかと思います。
極論、「いくらが適切なのか」なんてことは誰にもわかりません。その中で、客観的に「こういった理由でこの金額以上でしかお受けできません」と説明できると強いです。

市場価値を高めて引っ張りだこになるようにやっていきましょう!まあ大前提として働きたくないんですけどね!ね!